必ずお読みください
ペットの飼育は
楽しい事だけではありません。
心構えはできていますか?
「住環境・家族の同意」を得ましょう
ペット不可の住宅でペットを飼う事は絶対に避けましょう。
ほとんどの集合住宅では、ペットの飼育について制限がある場合が多いので、規約や契約書を確認し許可される範囲内で飼育しましょう。
内緒で飼育している事が発覚した際、最も不幸な思いをするのは飼い主ではなくペットです。
一人の無責任な行動が、ペット愛好者すべてのモラルが問われることになり、同時にペットが生活しにくい世の中に向かって行くことになります。
ココDoペットでは、里親になるためには、原則、家族全員の同意を得ることをルールとしています。家族全員の同意がないままに飼育する事は、ペットにとってはとても不幸な環境です。
ご自身の満足を優先するのではなく、ペットの幸せを第一に考え行動しましょう。
「ペットを飼うことができるライフスタイル」か確認しましょう
犬・猫は、長時間の孤独に耐える事ができません。
特に犬は単独で生きる生き物ではない為、留守番の時間が長いとストレスで問題行動を起こしたり、健康を害することもあります。
猫は「孤独をそれほど苦痛に感じない」という傾向にありますが、それでも飼育環境や性格によって留守番が苦手な猫もいます。
また、犬については毎日30分、1時間の散歩が欠かせない犬種もいます。
長毛種はブラッシングも欠かせません。数日毎あるいは毎日ブラッシングをしないと皮膚の病気になってしまうこともあります。
これらのケアは、ペットが亡くなるまで毎日続ける必要があります。
ご自身のライフスタイルがペットを飼育することが可能かどうかよくお考えください。
いつも健康とは限りません
健康なペットもいつどのような病気になるか分かりません。 また、高齢期を迎えたペットは、人間と同様に介護が必要になるケースもあります。 介抱・介護が必要になった際、お仕事をされている方は、適切な対応ができなくなってしまう事も考えられます。 あなた自身も常に健康とは限りません。いざという時、どのようにするのかを考えておかなければなりません。
「予定外の出費」にも準備をしておきましょう
ペットが病気になったとき、介護が必要になったときには、時間だけでなくお金も必要になります。 急病で10万円単位の手術費用がかかる事も珍しくありません。また、慢性疾患の場合は長期的な治療費やお薬代が必要になるでしょう。 ペットの治療費や薬代は保険がきかず、人間が病気になった場合よりも高額になる事を覚悟しておかなければなりません。 経済的にある程度の余裕が無ければ必要な治療を受けさせてあげる事も困難になってしまいます。 お金がかかるのは病気の時だけではありません。旅行に行く際、ペットホテルに預ける必要があればその費用もかかります。 長毛種であればトリミングの費用も定期的にかかります。 あらかじめどの程度のお金がかかるのか同種のペットを飼育した経験がある方に相談してみる事をお勧めします。
「覚悟」をもって里親になりましょう
これらのことを理解した上でペットを飼育する事は非常に大切であり、仕事や家庭・健康の問題で選択を迫られた際、ペットの幸せを考えた上で選択する覚悟を持って里親になっていただければと願っています。